
















東証大引け・続伸――先物主導で上げ幅拡大、好業績続出も支え
28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。終値は前日比163円9銭(1.07%)高の1万5342円87銭だった。朝方は前日終値を挟んで方向感に乏しい展開が続いていたが、前引けにかけ先物主導で上げ幅を拡大。後場も断続的な先物買いによって高い水準で推移し、きょうの高値圏で終えた。東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
日経平均が295円高と急伸した前日と同様、前引け間際の仕掛け的な日経平均先物9月物への大口買いが地合いを一変させた。個人心理の悪化を映してこのところ弱含みの展開が続いていた新興市場の主要株価指数も軒並み高となり、目先の急落懸念がひとまず後退。週末にかかわらず先高観を背景にした買いが追随したほか、売り方の買い戻しなども膨らんでいたようだ。
4―6月期業績発表が本格化しているなか、主力企業による好業績や上方修正が目立つ。前日に上方修正を発表したソニーなどが売買を伴って上昇した。ハイテク株全体が急伸するほどの波及はみられなかったものの、相場全体の地合いを下支えする要因にはなっていたようだ。
東証1部の売買代金は概算で2兆1932億円と連日の2兆円台乗せ。売買高は16億9113万株。東証1部の値上がり銘柄数は1142、値下がり銘柄数は450、変わらずは99だった。
好業績銘柄は軒並み高の展開。ハイテクではソニーのほかキヤノン、NECが買われ、取引時間中に業績発表が相次いだ三菱商など商社株やヤクルト、CTCが上昇。コナミが急伸し、ガイシが値幅制限の上限(ストップ高)まで上昇して比例配分された。三菱UFJ、みずほFG、ソフトバンク、トヨタ、三井住友FGが買われた。半面、武田、アドテストが売られ、業績への失望感が広がったマツダが大幅安。東京ドームは値幅制限の下限(ストップ安)で比例配分された。コマツは横ばい。
東証2部株価指数は続伸。高値引けとなった。邦チタ、IXI、コマツ電子、プリヴェ再生、スルガコーポが買われ、パル、東理HDが売られた。
(NQN 7/28 15:27)
♪ランキング応援よろしく♪










TAC
☆ゼロから始めるデイトレーダー 〜デイトレで生きていくことは出来るのか!?☆